一人ひとりに快適な、医療・看護・介護サービスを。
医療法人せいふう会では、保健・医療・福祉の充実を図るため、医療サービス・介護サービス・在宅サービスを提供しています。一人ひとりにあった医療や介護のために、トータルで対応できる体制を整えています。地域の人々に望まれる心をこめたサービスで、健やかで豊かな暮らしの実現をサポートいたします。
こころざしを紡ぎ、技術を紡ぎ、
変わりゆく未来に挑みつづけます
順番待ちをしても入りたい、家族を託したいと思っていただける病院でありたいと心より願っています。
植松 正保
医療法人せいふう会は、昭和25年、猪名川町の「今井病院」に始まり、平成30年開設の「阪神リハビリテーション病院」、「介護老人保健施設せいふう若葉」、「グループホームせいふう北田原」と古きより新しきまで、計3病院、3つの老健施設、1つのグループホーム、2つの訪問看護ステーション、1つの居宅介護支援事業所と、猪名川北部地域から伊丹市までの広いエリアで展開しています。
特に猪名川町エリアでは今年4月に今井病院が新築移転します、川西リハビリテーション病院を中心に各老健施設、グループホーム、訪問看護、居宅介護支援事業所が展開し、地域の医療、介護施設との連携のもと、高齢者医療・介護を中心として“地域包括”の形を実現していくつもりです。
「じっくり療養、ゆっくり回復、そしてお家へ」をキーワードに、すべての患者さまがその人なりのスピードで右肩上がりの改善をめざし、やがては在宅復帰を目標とされるようサポート致します。高齢者の方だけではなく、障害を持った方にも、気持ちよく、心温かな療養の日々を送っていただけるよう、またしっかりリハビリテーションを行い回復へ向かっていただけるよう、職員一同、精一杯努力したいと思っています。
柴田 邦隆
昭和25年から70数年間、猪名川町北田原で地域医療に貢献してきた今井病院が、いよいよ旧川西市立病院跡地の川西市東畦野に移転し、新たに川西リハビリテーション病院と名前を変えて開院します。
今回の川西リハビリテーション病院の理念は「こころざしを紡ぎ、技術を紡ぎ、変わりゆく未来に挑みます」としました。2019年末に始まったコロナ禍がようやく落ち着きを見せ今年の5月には5類になり、一方日本の少子化は予想を上回る速さで進み、超高齢化社会がすぐそこまで来ています。まさに川西リハビリテーション病院は「変わりゆく未来」に誕生し、地域の医療・介護に貢献するという「こころざしを紡ぎ」、伝統ある今井病院で培った技術と最新のインフラを用いた「技術を紡ぎ」、リハビリテーション病院として、安心安全な医療の提供を重んじ、だれからも信頼される病院を目指します。
新病院では、4病棟(160床)のうち3病棟(120床)は回復期リハビリテーション病棟として、主に脳血管障害や骨折の手術、廃用症候群など急性期病院で治療後の回復期に集中的なリハビリテーションを行なうことで低下した能力を再び獲得し、在宅復帰を目指す病棟です。またその中の10床は、入院期間が2か月と短いですが、急性期治療後のだけでなく、在宅療養中の方の受け入れや、介護疲れなどの一時休息として(レスパイトケア)利用していただくなど、安心して地域で暮らす準備をするための地域包括ケア病棟も備える予定です。残りの1病棟(40床)は重度の肢体不自由者、脊椎損傷等の重度障害者、重度の意識障害者、神経難病等の患者様が対象の障害者病棟です。
さらに、地域医療連携推進法人川西・猪名川地域ヘルスネットワークの協力の下、新たに平日の小児科診療業務と休日の応急診療業務を実施することになっており、まさに川西北部地域の地域包括ケアシステムの構築に大きく貢献したいと考えています。
皆様の理解と協力の下精一杯頑張っていきたいと思いますので今後ともよろしくお願い申し上げます。